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住宅塗装の知識
スレート瓦屋根について
* スレート瓦葺き屋根とは
* スレート瓦葺き屋根の特徴
* アスベスト
* 『縁切り』の重要性
スレート瓦葺き屋根とは
メーカーによって、コロニアル、カラーベストと呼ばれ、1961年頃から 発売されました。クボタ・ナショナル・浅野スレート等のメーカーが製造していました。 原材料が、セメントと石綿(アスベスト)を85:15の割合で混合して作られた 厚さ4.5mmの薄い瓦のことです。 が、ご存じの通りアスベストが使用不可となり、現在ではアスベストが含まれていません。(一部除く)。 (現在、クボタ松下電工外装(株)が、天然パルプを使用し、原材料に石綿(アスベスト)を一切含まない 無石綿商品の 『KMEW屋根材』をラインナップしています。)
スレート瓦葺き屋根の特徴
”リフォーム”という前提で、以下主にアスベストの含まれているスレート屋根について 説明します。
日本瓦に比べ軽量で施工がしやすいため一般的に多く使われていますが、「踏み割れ」や
「 ヒビ・苔」などによって生じた雨漏りにより、20年を過ぎた頃から下地の板(野地板)
が傷み始めるケースがよくあります。また、スレート瓦の防水能力は表面に塗布された
塗装皮膜に依存しているため、定期的な塗装による防水メンテナンスが必要となります
(新築時の塗装はアクリル塗装で耐久年数は7年前後)。
*JIS規格ではスレート瓦施工時の野地板の厚さは9mm以上でなければならないと
定めています。
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| スレート瓦葺き屋根 |
* アスベスト *
[クボタ:H13.12まで製造]
[松下電工:H15.6まで製造]
現在アスベストは使用していません。
スレート瓦葺き屋根の構造
アスベスト
スレート瓦葺き屋根はメーカー名で、コロニアル、カラーベストという名前が一般的です。
上記の屋根写真で、白く見える部分がアスベストです。
メーカーいわく、「基本的にそのままでも飛散することはなく、安全に問題はない」と、
発表していますが、このまま放置するとアスベスト成分が飛散する可能性はあると思われます。
役所の規定で、アスベスト含有建材の危険等級は最も低いレベル3に設置されていますが、
たとえ微量でも危険性はあるという見解もあります。
おそらく、今後は法整備が進み、年々厳しくなっていくと予想されますが、何分、日本は
対応が遅すぎます。そのため、民間レベルで危険を認識し、安全で有効な手段を考え
ていかなければならないと思っています。
『縁切り』の重要性
スレート瓦葺き屋根の構造(上図)は、瓦と瓦の縦のつなぎ目から入った雨水を
下の瓦が受け止め、瓦の重なり部分の隙間から排出することにより、野地板や屋根裏への
水の侵入を食い止めています。
しかし、瓦の重なり部分に塗料等が溜まって固まってしまっている場合は、出口を失った
雨水がオーバーフローしてしまい、野地板を傷めて雨漏りの原因となり、最悪の場合
「屋根を葺き替えなければならない」ことになってしまいます。
そこで、屋根を塗装した後の工程として、縁切り作業が重要視されます。『縁切り』とは、 瓦と瓦が重なった部分に溜まった塗料に切り込みを入れて、雨水の排出口を作る 作業のことで、文字どおり、瓦と瓦の「縁を切る」という意味です。また最近では 縁切り部材を、塗装前に瓦と瓦の間に挿入する方法も有効とされています。
「住まい」も人の健康と同じように”早期発見”と”早期治療”が基本です。
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