屋上防水工事(ウレタン通気緩衝工法)②【大阪市住之江区サロンA様 施工日誌②】
2022.04.13 (Wed) 更新
目次
サロンA様 屋上防水改修工事内容
施工場所 | 大阪市住之江区 |
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工事内容 | 屋上防水改修工事(ウレタン通気緩衝工法) |
工事着工日 | 2022年3月22日 |
サロンA様 屋上防水工事(ウレタン通気緩衝工法)
ウレタン通気緩衝工法とは?
ウレタン通気緩衝工法というのは、コンクリート等の下地で水分が多く広い面の防水工事に選ばれる防水工法です。
小さい穴が開いている通気緩衝シートを敷いた上にウレタン防水塗膜を塗り重ねていきます。
通気緩衝シートは下地のコンクリート等の動きを緩衝して下地の亀裂を防ぐことができ、特殊な穴の形状が下地の水分を効率的に逃がして脱気筒へと進み、下地の劣化原因のひとつであるふくれを防止します。
そして床にピョコン!と出ているのが脱気筒です。
基本屋上の床等は、ドレン(水を抜く装置)へ雨水などが流れるように、主に中央部分が高くなる様に少し勾配がついています。
そして脱気筒というのは、その高い部分に設置されます。
コンクリートなどの残留水分は太陽の熱で水蒸気となり上部に上がってくるので、床の一番高い部分に脱気筒を設置して外へ水蒸気を逃します。
これで防水膜のふくれ等を防ぐことができるので、脱気筒が真ん中にあると少々邪魔だとは思いますが必要な装置となります。
屋上防水工事(ウレタン通気緩衝工法)紹介
それでは、サロンA様の屋上防水工事(ウレタン通気緩衝工法)の様子です!
今回はウレタン塗装完成までとクロス処理・脱気筒設置の様子をご紹介します。
屋上防水工事(ウレタン通気緩衝工法)
① ウレタン防水1層目
② ウレタン防水1層目完了
③ ウレタン防水2層目
④ ウレタン防水2層目完了
⑤ トップコート塗布
⑥ 完了
クロス処理 及び 脱気筒設置
巾木・ドレン回りクロス処理
クロス処理というのは上記 ① ウレタン防水1層目塗布 で行います。
ウレタン防水一層目を塗布し、カットしたメッシュ状の補強クロスを貼っていきます。その後にもう一度ウレタンを重ね塗りして一層目の防水層を形成します。
このクロスは下地の歪みや動きをメッシュの網目で緩和しウレタンの切れなどを防いだり、クロスによって厚みが確保されるので防水性を高める役目があります。
脱気筒設置
脱気筒の役目については前述の通りです。
以上がサロンA様の屋上防水改修工事(ウレタン通気緩衝工法)のウレタン塗装完成までとクロス処理・脱気筒設置の様子でした。
以上でサロンA様屋上防水改修工事の施工日誌は終了です。
ありがとうございました!
サロンA様邸 屋上防水回収工事の関連リンク
施工日誌
屋上防水工事(ウレタン通気緩衝工法)①【大阪市住之江区サロンA様 施工日誌①】
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