屋根塗装工事 下塗り~タスペーサー取付【大阪府枚方市K様邸塗装工事 施工日誌⑤】
2021.09.16 (Thu) 更新
目次
K様邸 外壁・屋根塗装工事内容
施工場所 | 大阪府枚方市 |
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工事内容 | 外壁・屋根塗装工事 |
外壁使用塗料 | 関西ペイント コスモシリコン 22-30B |
屋根使用塗料 | 関西ペイント アレスクール2液Si 75-20D |
現場管理職長 | 竿本 成稀 |
工事着工日 | 2021年8月18日 |
K様邸 外壁・屋根塗装工事日程
2021/8/18 着工 足場設置工事
2021/8/18-19 各所高圧洗浄工事
2021/8/20 鉄部ケレン・錆止め工事
2021/8/25-27 屋根塗装 下塗り1,2回 タスペーサー取り付け
2021/8/31-9/1 鉄部塗装工事上塗1,2回
今回は屋根塗装 下塗り1,2回 タスペーサー取り付けの様子のご紹介します。
高日射反射率塗料アレスクール
K様邸では屋根塗装の塗料に関西ペイントのアレスクールをお選びいただきました。
アレスクールは関西ペイントが出している遮熱塗料です。
アレスクールはハイスペック高日射反射率塗料。屋根に塗装するだけで夏期の太陽光(赤外線)を効率よく反射。屋根の表面温度の上昇を抑制するだけでなく、建物内の温度上昇も防ぐことで、室内環境や冷房費の節約などに貢献します。
屋根に当たる直射日光で屋根の表面温度は70度程度まで上昇します。このアレスクールを塗布することで、太陽光(赤外線)を効率よく反射して、屋根表面や室内温度の上昇を抑えます!
またアレスクールには下塗りのプライマーやシーラーにも遮熱効果のある専用のものが用意されています。まず上塗り層で赤外線はブロックされ、すり抜けた一部の赤外線もこの下塗り層でブロックするWブロック! 屋根の温度上昇を効率よく抑えます。
アレスクールプライマー(関西ペイント)
アレスクールシリーズの専用プライマー。上塗り層をすり抜けた赤外線を効率よく反射します。アレスクールの赤外線反射システム「Wブロック効果」を有しています。 高反射性・高防食性。 今回、K様邸の屋根は表面劣化度が少し大きかったため、シーラーの前にプライマーを塗布して強化しています。プライマーを塗布することにより、より一層の効果が期待できます。
アレスクールシーラー(関西ペイント)
こちらも屋根用高日射反射率塗料(遮熱塗料)「アレスクール」の窯業系屋根材専用のシーラーです。同じようにアレスクールの赤外線反射システム「Wブロック効果」を有しています。また特殊浸透補強成分の配合等により素材との密着性が強固になっています。
下塗りの必要性
今回K様邸では、屋根下塗りを2回施しました。
通常下塗りは1回なのですが、塗装職人が現場で下地(屋根・外壁材)の状態をみながら何回塗り重ねるかの判断をします。
というのも、下塗りには
- 下地(屋根・外壁材)と上塗り材を密着させ、剥がれにくくする
- 金属性の下地の場合にサビを防ぐ
- 上塗り塗料の吸い込みを防ぐ
- 上塗りを性能が発揮され、綺麗に仕上がる状態にする
などの効果があります。
このような効果を発揮させるためにも下塗り材の塗膜をしっかりと形成させなくてはいけません。
しかし、下地(屋根・外壁材)の劣化が激しかったり、年数が経っていたり、下地(屋根・外壁材)が金属性でサビが発生していたりすると、下地(屋根・外壁材)が下塗り材を吸い込んでしまい表面に下地の塗膜が形成されずに、次に塗る上塗り材が剥がれやすくなってしまいます。
それを防ぎ、下塗りの役割を十分に発揮させるために、下塗りを塗り重ねる場合があります。
このようなことから、現場での職人の判断で1回塗りなのか、重ね塗りするのかを決定します。
屋根塗装工事
屋根塗装工事 下塗り1回目・2回目、クールシーラー塗布作業
それでは、K様邸の屋根塗装工事 下塗り1回目と2回目の作業及びクールシーラー塗布作業の様子です!
① 屋根塗装A面 下塗り1回目・2回目塗布
② 屋根塗装B面 下塗り1回目・2回目塗布
③ 屋根塗装A/B面 クールシーラー塗布
縁切り部材タスペーサー取り付け
タスペーサーとは・・・
「タスペーサー」は、平板スレート屋根の屋根塗装(塗り替え)工事に欠かせない「縁切り(えんきり)」という作業を適切に行うために開発した専用部材です。 「タスペーサー」を使った「タスペーサー工法」は、屋根の寿命(耐用年数)を延ばすのに不可欠な屋根下地への通気性を適切に確保できます。全国約70万棟で採用されている「縁切り」作業のスタンダードです。
屋根の塗り替えの際、屋根材の重なり部分で塗膜が隙間を塞いでしまうことがあります。縁切りはこの塞いでいる塗膜をはがして水の通り道を確保する作業です。縁切りを適切に行わないと、雨水などが屋根材裏面に溜まって屋根材の内部に浸入し、雨漏りや腐朽(ふきゅう)の原因になってしまいます。
従来の縁切りは、塗装の後に、引っ付いた屋根の塗膜をカッターや皮スキなどで行う地道な作業でしたが、 タスペーサーを用いる工法ですと、塗装工程の前に屋根材が重なっている部分に挿入することで、適切な隙間と通気性が確保でき、雨漏りの原因である雨水の浸入を防ぐことができます。
屋根塗装 タスペーサー取り付け工程
では、屋根塗装 タスペーサー取り付けの作業工程を写真でご紹介します!
屋根A/B面 タスペーサー取り付け
以上がK様邸の屋根塗装 下塗り1回目及び2回目からタスペーサー取り付けまでの工程作業の様子でした。
次回は、屋根塗装 上塗り1回~3回までの工程作業をご紹介します!!
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